みなさん、お久しぶりです。管理人のキムだんなです。
今日は、インターネットを通して、自宅から仏教を聞かせていただきました。
新型コロナウイルスの感染拡大を避けるため、なかなか気軽に外出できない中、安心して学びを深められる機会があることは、本当にありがたいですね。
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今回は、名著「歎異抄」第5章を通して、本当の先祖供養、真の親孝行とは何か?を教えていただきました。
【親鸞は父母の孝養のためとて念仏、一返にても申したることいまだ候わず】
(訳:親鸞は、亡き父母の追善供養のために、念仏一遍、いまだかつて称えたことはない)
わたしたちは、先祖の供養といったら、盛大な葬式を挙げるとか、毎年欠かさず法事をつとめて長いお経を読んでもらうとか、立派な墓をたてるとかを思い浮かべます。そうする事が、先祖を大事にする事だと信じて行っています。
仏教を説かれたお釈迦さまの時代のインドでも、同じ事が起きていました。
ある時、お弟子の1人が「死人のまわりで有り難い経文を唱えると、善い所へ生まれ変わるというのは本当でしょうか」と尋ねました。
お釈迦さまは黙って小石を拾い近くの池に投げ入れます。沈んでいった石を指差して
「あの池のまわりを、石よ浮かびあがれ、浮かびあがれ、と唱えながら回れば、石が浮いてくると思うか」と問い返しています。
石は自身の重さで沈んでいったのである。そんなことで石が浮かぶはずがなかろう。
人は、自身の行為(業力)によって死後の報いが定まるのだから、他人がどんな経文を読もうとも死人の果報が変わるわけがない、と説かれています。
現代の日本で、仏教といったら真っ先に思い浮かぶのが、葬式、法事、墓参りですが、それらの世俗的、形式的な儀式を避けて、真に重要な一大事に目を向けなさいと教えられているのが本来の仏教なのです。
形式ばかりの葬儀や法要、墓参りにとらわれて
本当に大切な、先祖の思いに心を向けることを忘れてはならないでしょう。
先祖の中でも一番身近な人が、両親です。
親は子供に対して何を望んでいるのか?
子供をもつ親御さんなら分かると思いますが
【どうか幸せになってほしい】以外にありませんね。
自分自身が、周りの人達にも分け与えずにいられなくなる位の、最高の幸せ者になる。
これが、先祖が一番喜ぶ【真の親孝行】なんだよ、と聞かせていただきました。
仏教を聞かなければ、こんな幸せがあることは絶対にわからないから、真剣に聞かせていただかねばならないと、教えていただきました。
有り難き、今日のご縁に感謝ですね。
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さて、少し長くなってしまいましたが、
次回の仏教ってなに?尾張名古屋の講座は…
◆8月29日(土)10:00〜12:00
(一宮市民会館)高松先生
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【自己肯定感ってなに?ありのままの自分へ〜ブッダのレッスン】
※当日はFacebookライブ配信も予定しています。希望される方はお知らせ下さい。
です。お楽しみに〜♪
以上、管理人のキムだんなでした!